おせっかいな試聴



バッハ/インヴェンションを斬る!!&インヴェンションからの応用例
TAKAYA編曲!インヴェンションとシンフォニア第1時限目のチャイム(激謎)


  さて、「ヘッポコプチピアノリサイタ(ク)ル」のコーナーでも演奏をUPしている「バッハのインヴェンション」。
  インヴェンションはたった二つの音(2声)から構成されている楽曲で、ともすればファミコンの音楽や初期よりちょっと後の携帯電話の着メロよりも発音数は少ないのである(笑)
  しかしながら必要にして充分であるという事は、たとえ TAKAYA管理人の危なっかしいピアノ演奏でも解ってもらえると思う。
  さらにインヴェンションの深さというと、やはり「ある特定の決まった音の形の繰り返し」から曲が構成されている点だ。
  ではまず下の譜面を使って解りやすく説明しようと思う。

譜面/インヴェンション第1番

  これはインヴェンション第一番の出だしの部分であるが、もし楽譜が読めない人でも、おそらく「絵」的な感覚ででもある程度は理解していただけるかと思います。
  この曲には「A」の音の形が何度も登場する。「インヴェンション」とは、「発見」というような意味合いがある言葉らしいのだが、まさに曲の中に隠された何かを見つけ出すような楽しみがある。
  見つけようとしなくても、相当何度もこの「A」の形が使われるので、嫌でも気付くし(笑)、嫌でも頭から離れない曲となる(笑)
  しかし、そのまま使うだけでは脳がないというコトで、バッハのおっちゃんは色々凝ってはるんですわ、ええ。(笑)
  その一つが「B」の形で、コレはよく見ると「A」を上下逆さにした形なのである。これを「対位法」とやらというのだが、まぁそこらへんはクラシックピアノにおいてはバッハ以外の人の曲でもよく見受けられる技法である。
  さて、さらにバッハのおっちゃんは何やら小器用な事をやってのけているのである(笑)
  それは「C」のところで、「A」の音型の一部を、長さを2倍にして使いまわすという荒業をやってやがるのである(笑)バッハがダテに頭がヴィジュアル系なワケではなかったという事だ(笑)
  先にも述べたように、「頭に残る曲」というものには必ず曲の中にそれなりの「作曲者の仕掛け」が埋め込まれているのである。それが一般的に音楽を「聴くだけ」である立場の人が果たしてそれが解るのか謎なほどの細かいこだわりなどであっても、それを一般聴衆が解る解らない・気付く気付かないというような問題ではなく、気付かなくても何処かで気付くのだ(謎笑)脳が(謎笑)多分。
  インヴェンションが有名だから皆が知ってるのではなくて、インヴェンションがすごく深いものであるからこそ有名なのだと思う。そして有名になるにふさわしい深みのあるものだ。
  毒舌かますと、今の音楽業界と何かが逆のようだ。
  音楽的な面だけをとっても、深さはどこまで深く追求できるというのに、さらにそれに歌詞が・BANDだったらLIVEでの雰囲気なりが上に乗っかる事で、それはそれはとんでもなくいいモノが生まれそうなものだが、なぜだかどうしてだか、楽器のみからなる、そして今は道具やらナニやらと、やたら恵まれた環境であるにも関わらず、クラシック音楽の巨匠達の作り出したモノには何故かなわないのだろう?

  ついでにコレまた「ヘッポコリサイタル」コーナーで演奏をUPしているインヴェンション10番も少しだけ。

譜面/インヴェンション第10番

  まぁそういう感じで、この10番も、まぁこういう感じとなっております(←アバウトすぎ/笑)
  ちなみに「プチリサコーナー」(←「ヘッポコプチピアノリサイタ(ク)ル」と打つのが面倒なので略/笑)の演奏での、後半部分の左手のトリルがどーたらとか書いてるのは上↑の譜面の下の段の部分である。まぁ、この長いトリルの前半分を省略して音を伸ばしっぱなしにすることによって左手と集中力のいい休憩場所になる勢いがついた感じでこっちの方がいいかなと♪(笑)
  クラシックピアノってなんか「譜面どおりに!!」とかって固そうなイメージがあるかもだが、まぁ自分がやりたいように勝手にやればいいんじゃないかなぁと♪(笑)

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

†TAKAYA作・編曲(??)インヴェンションとシンフォニア 第1時限目のチャイム(謎笑)†

  さて、ではさっきから説明してきたインヴェンションの曲の作りをもとに、TAKAYAが「学校のチャイムの音楽」フレーズを用いてインヴェンション風に作・編曲したMIDIをお届けいたしましょう!(激しく謎/笑) 

【学校のチャイムのインヴェンション】
作・編曲:TAKAYA + バッハ(笑)
Special thanks:学校のチャイム(謎笑)




では、このナンとも不思議な感じな曲の譜面をお見せいたしましょう!!(笑)
譜面/TAKAYA考案!インヴェンションとシンフォニア第1時限目(笑)   そういうワケで右のヤツがこの曲の譜面である(笑) 最初の本当のチャイムは略してありますが、ピアノのところからの譜面です。一応いっときますが、コレは全部打ち込んだものであって、私がピアノを弾いたワケではないです。何気にコレを弾くのは結構難しいかと思います(笑)一応人間工学的に充分普通に弾けるようには作ったので(?笑)、もし弾きたい人は頑張って練習しましょう(←誰がやるんだ??笑)ピアノピースのグレード的には「D」か「E」ぐらいでしょうか(笑) バッハのインヴェンション風と言いながら、後半の左手に10度の和音が連続で登場するあたりや、そのあたりの右手のアプローチなどは、ちょっとショパンっぽかったりもする(笑) そして何気にインヴェンションとシンフォニアと言いつつ明らかに3声を越えている(笑)

 最初は2声で作ろうと思ったが、このチャイムのフレーズの音の並び的に2声のみで曲を組み立てるのが難しく、その結果、和音などを用いて5声ほどのものにして、浮き上がらせる旋律の内側に「チャイムフレーズ」を密かに存在させるという形をとった。ぶっちゃけ実は考えるの結構苦労しました(笑)といっても4時間ぐらいしかかかってませんが(笑)ていうか出だしが明るいのに、終わりは暗くて(笑)、何故かいつのまに私は短調に転調させてしまったんでしょうねぇ?(笑)

  さてさて、譜面を見ていただけると解ると思いますが、例の「チャイムのフレーズ」をちりばめています(笑)「A」のフレーズがそれですね♪ 出だしの2小節は元祖インヴェンション1番に匂いがするのにもかかわらず無理矢理チャイムフレーズを混ぜているため(笑)、インヴェンション一番を知ってれば知ってるほどにものすごく気持ち悪い感覚がします(笑)作りながらめっちゃ自分で笑けてました(笑)「なんじゃこりゃ?(笑)」みたいな(笑) さて、そしてバッハを見習って(?笑)、チャイムのフレーズを上下に反転させたものが「B」のフレーズ。う〜ん、我ながら結構いい感じ(笑)
 そしてさらに「C」の部分は和音の中に隠れているという形ですが、コレまた元祖インヴェンション1番にならって「長さを2倍にして基本音型を使う」ということを見事に実現しましたよ!!解っていただけますかねぇ?そして「D」は「C」の上下反転に近いものとなっており、まぁ他にも微妙な音の使い方の違いがあって「まったくの原型」ではないものの、とにかくチャイムだらけですので、まぁ楽しんでくださいねぇ♪(笑)う〜ん、我ながら名作が出来たなぁこりゃ(笑)



※このページで紹介しているチャイムインヴェンションのネタを
さらにパワーアップさせてもう少し長めの一曲に仕上げたヴァージョンのピアノピースを
販売させていただいております(って宣伝か!笑)。

チャイムのインヴェンション

このネタをカップリングとして収録しているCDもあったりします(笑)。
黒猫フンジャッタっ!マキシシングル
CDに収録されているチャイムインヴェンション(一部試聴)

と、いうわけでちゃっかり宣伝はここらで終わります(笑笑)。


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